中国の製造業活動が先月、予想外に縮小したと民間調査が示した。貿易の流れ改善にもかかわらず、国内需要の弱さが依然として経済に重くのしかかっていることがうかがえる。

財新とS&Pグローバルが3日発表した5月の中国製造業購買担当者指数(PMI)は48.3と、4月の50.4から低下。拡大と縮小の境目である50を大きく下回った。2022年9月以来の低水準を記録した。エコノミストの予想中央値は50.7だった。

国家統計局が5月31日に発表した5月の製造業PMIよりも弱い内容で、政府のPMIは中国と米国が関税措置を一時的に緩和することで合意し、貿易の流れが改善され、製造業の活動縮小ペースが鈍化したとしていた。

今後の製造業については依然として不透明感が残る。最近になって米中間で緊張が再び高まりつつあり、輸出見通しは不確かだ。

財新のPMIはここ1年ほど、輸出が堅調だったこともあり、政府のPMIよりも調査結果が高めに出る傾向があった。両PMIは対象とする企業の規模や地域、業種が異なり、財新は主に非国有セクターの中小企業を調べている。

原題:China Private Factory Gauge Unexpectedly Shrinks After US Truce(抜粋)

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