燃料価格が下落したことなどで、来月の電気代はほぼ全社で値下がりします。

大手電力10社の発表によりますと、6月使用分の電気代はほぼ全社で値下がりします。

平均的な家庭で、▼東京電力では前の月と比べて127円の値下がりとなったほか、▼値下がり幅が最も大きい沖縄電力が195円のマイナスとなるなど、関西電力を除く9社が値下がりします。

火力発電に使う石炭やLNG=液化天然ガスの輸入価格が下落したことが要因です。

さらに、7月の使用分からは政府による支援策が始まることになっていて、東京電力の平均的な家庭の場合、520円補助される予定です。

一方、東京ガスなど都市ガス4社も来月使用分は値下がりとなっていて、前の月と比べて82円から110円のマイナスとなります。