「年金制度改革関連法案」をめぐり、きょう午後、与党と立憲民主党による2回目の修正協議が開催されます。自民側は立憲による修正案を大筋で受け入れる方針で、今週中に衆議院を通過する公算が大きくなっています。

後半国会の焦点の一つ、年金改革関連法案をめぐる自民・公明・立憲民主3党の実務者による修正協議がきょう夕方、開催されます。

若者や現役世代の年金受給額が減額するのを防ぐため、立憲の修正案には、政府提出法案で削除された「基礎年金」の底上げ案が盛り込まれています。自民側はこの修正案を大筋で受け入れる方針です。

立憲民主党 野田佳彦 代表
「今週半ばぐらいには成案を得ると。そして月内に衆議院を通過させるというスケジュールで、しっかりと進めていければと思います。最も重要な法案だったので、ここで結果を出すということは大きい」

3党は今の国会で成立を図れるよう、週内の衆議院通過を目指し、合意を急ぐ考えです。