アメリカのトランプ政権がハーバード大学の留学生の受け入れ資格を停止すると発表したことを受け、岩屋外務大臣はアメリカ側に情報提供を求めていると明らかにしました。

アメリカの国土安全保障省は22日、ハーバード大学に対し、留学生の受け入れ資格を停止すると発表し、「すでに在籍している留学生は転校しなければ滞在資格を失う」としています。

岩屋毅 外務大臣
「いささか驚いております。日本人留学生の影響を抑える観点から、米政府に対して、さらなる情報提供を求めるということを申し伝えたところでございます」

岩屋外務大臣はきょうの会見で、ハーバード大学には日本人の留学生が多く在籍しているとして、外務省から東京のアメリカ大使館を通じて詳しい情報の提供を求めていると明らかにしました。

今後、日本人の留学生から相談が寄せられた場合には、外務省やアメリカの在外公館で出来る限り丁寧に対応していくとしています。