60代後半~70代前半の3割強が、子や孫の世話を頼られることあり
子どものいるシニア世代が、日常生活で家族・知人等から「頼られること」についてたずねた別の調査がある。この結果からは先にみたよりもう少し多くの人が、子や孫の世話の手助けを頼まれることがあるとわかる。
選択肢のうち、「子や孫の世話」を挙げた人の割合に注目すると、回答者全体では「家事」や「喜びや悲しみを分かち合うこと」に次いで多く、約3割が「子や孫の世話」を挙げている。
公表データでは孫がいる人の割合がわからないため子どものいる人ベースでの割合になるが、経験者を含めれば、孫の世話を頼まれたことがある人はもう少し多くなる可能性もあるだろう。
年代別にみると、60代後半女性では4割超があると答えているが、年齢とともに子や孫の世話を頼られる機会は減る。
孫と別居するシニア世代が増えているなかにあっても、子や孫の世話等を頼られることがある人は、現状では若いシニア世代を中心に男女の双方で一定程度みられるということになる。

