20日の欧州株は4日続伸。トランプ米政権がニューヨーク沖の風力発電プロジェクトに対する建設停止命令を解除したことから、代替エネルギー関連銘柄が買いを集めた。

ストックス欧州600指数は0.7%高。業種別では公益事業、通信関連銘柄が特に上昇した。一方、金融サービスやテクノロジー株は売られた。ドイツのDAX指数は初めて24000を突破し、最高値で取引を終えた。

欧州債市場は10年物のドイツ、英国債が一時の上げを消し、いずれも下落した。ドイツ2年債はほぼ変わらず。一時は、利回りが3ベーシスポイント(bp、1bp=0.01%)下げ、9日以来の低水準となる1.81%を付けた。

欧州中央銀行(ECB)政策委員会メンバーであるクノット・オランダ中銀総裁は、来月の追加利下げの可能性に言及したものの、四半期ごとの最新経済予測を確認しない限り、そうした決定を下すのは「時期尚早」だと強調した。

5月20日の欧州マーケット概観(表はロンドン午後6時現在)

原題:European Stocks Gain for Fourth Straight Day; Orsted Jumps

German Two-Year Yield Falls to One-Week Low on ECB Rate View

S&P 500 Halts Six-Day Gain as Tax Bill in Focus: Markets Wrap

(抜粋)

--取材協力:Michael Msika、Kit Rees.

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