セブン&アイ・ホールディングスは傘下にもつ「セブン銀行」の株式の一部を伊藤忠商事に売却する方針で調整していることがわかりました。

現在、セブン銀行の筆頭株主はセブン―イレブン・ジャパンでおよそ38%を保有。イトーヨーカ堂とヨークベニマルを含め、グループ全体ではおよそ46%を持っています。

関係者によりますと、セブン&アイはその一部を伊藤忠商事に売却する方針で調整しているということです。

セブン&アイは、「セブン銀行」の株式保有率を4割未満に引き下げるなどし、コンビニ事業に注力する方針を示しています。

一方、伊藤忠傘下のファミリーマートは自前のATMはなく現在はゆうちょ銀行などと連携していてATM事業を強化したい考えとみられます。