(ブルームバーグ):米国で4月に卵の価格が、前月に付けた最高値から18%下落した。鳥インフルエンザの影響を受けていた供給が回復し、消費者に一定の安心感が広がった。
米労働統計局の13日の発表によると、4月のLサイズ卵の平均消費者価格は1ダース当たり5.122ドル(約750円)。前月は2カ月連続で高値を更新し、6ドルを超えていた。
卵のより広範な価格を示す指数は月間としては1984年以来最大の値下がりとなり、4月の米消費者物価指数(CPI)の予想を下回る伸びに寄与した。
鳥インフルエンザの発生が鈍化し、採卵用鶏の数が回復した中で卵価格は軟化。これまで見られたパニック買いも収まり、需要もある程度正常化した。
卸売価格は3月、最高値から既に下げていたものの、小売業者は供給不足への懸念から値下げに慎重だった。

供給の増加は、通常イースター休暇時期に強まる需要を一部相殺する形となった。ブルームバーグ・グリーン・マーケッツのアナリスト、ジャスティン・バーラップ氏は、卵の価格が5月にさらに下落すると予想する。
卵の需要は通常、夏季に最も低下する傾向がある。この時期、消費者は卵よりも肉のグリルを選ぶ傾向がある。
ただ消費者価格は歴史的に高水準のままで、通常以上の購入を促すには高過ぎる水準だと米農務省は週間リポートで指摘している。
原題:Egg Prices Plummet 18% From Records as Supplies Improve (2)(抜粋)
--取材協力:Clarice Couto.もっと読むにはこちら bloomberg.co.jp
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