米アルファベット傘下グーグルが手掛けるインターネット閲覧ソフト「クローム」は、売却されることになった場合、500億ドル(約7兆円)を超える価格で取引される可能性がある。

競合ブラウザーを手掛けるダックダックゴーのガブリエル・ワインバーグ最高経営責任者(CEO)が、米司法省によるグーグルを相手取った反トラスト法(独占禁止法)訴訟の審理でこう証言した。

首都ワシントンの連邦地裁のアミト・メータ判事は昨年、グーグルがインターネット検索分野で違法に市場を独占したと認定。司法省と複数の州は、グーグルに対するクローム事業売却命令を下すよう裁判所に求めており、判事は当局が提案した是正案を検討中だ。

ダックダックゴーのワインバーグ氏は「市場に売り出されれば500億ドルを超える可能性があり、ダックダックゴーの価格帯を超えている」と述べた。

ワインバーグ氏は、見積額はクロームのユーザーベースに基づく「概算」だと説明した。500億ドルという数値は、ブルームバーグ・インテリジェンス(BI)のアナリスト、マンディープ・シン氏が昨年11月に示した約200億ドルの推計額を上回る。グーグルがクロームのスピンオフ(分離)を命じられた場合、これほど高額評価では潜在的な買い手の買収意欲をそぐ可能性もある。

原題:Google Chrome Worth ‘Upwards of $50 Billion,’ Browser Rival Says(抜粋)

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