この夏の参院選をめぐり、自民党の松山参院幹事長はきょう、党所属の参院議員の多くから消費税の減税を求める声が相次いでいることを明らかにしました。
この夏の参院選を控え、参議院自民党では改選議員を中心に物価高などへの対応策として、どのような政策が必要かについてアンケートやヒアリングを行っています。
こうしたなか、松山参院幹事長はきょうの定例会見で、記者団からアンケートなどの結果について問われ、消費税の減税を求める意見が多くあがっていることを明らかにしました。
自民党 松山参院幹事長
「減税ですね、とりわけこの物価高の影響で食料品などの消費税の減税を求める意見は非常に多いと感じています。議員が地元を丁寧に回る中で受け止めた、国民の皆さんの切実なこの声だというふうに受け止めております」
ヒアリングは、きょうとあすも行われる予定で、松山氏は、今週中には参議院自民党としての考えを取りまとめた上で、近く森山幹事長や小野寺政調会長に提出し、党の参院選の公約に盛り込むよう求める考えです。

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