ブルームバーグの記者やエコノミストとともに、複雑な世界を読み解く「ワールド・デコーダー」。

今回は、「トランプ関税ショックと日本経済の行方」について。
大幅な値下がりが続いていた日経平均株価ですが、8日は急反発し、終値として過去4番目の上昇幅を記録しました。石破総理とトランプ大統領の電話会談を受け、日米協議の担当閣僚に指名されたベッセント財務長官が「日本に優先交渉権がある」と発言したことで、関税見直しの交渉が進むとの期待が広がりました。
ただ、相互関税は予定通り、9日に発動される見通しで、世界経済の減速懸念は依然として高いままです。
今後の日経平均株価や日銀の金融政策、世界経済の行方などについてブルームバーグエコノミクスのシニアエコノミスト・木村太郎さんと深掘りします。

◆出演◆
木村太郎(ブルームバーグ エコノミクス シニアエコノミスト 日本経済担当)
竹下隆一郎(TBS CROSS DIG with Bloomberg チーフコンテンツオフィサー)