今年1-3月(第1四半期)のニューヨーク・マンハッタンの住宅販売は、前年同期比29%増と好調なスタートを切った。住宅ローン金利の上昇を受け入れる買い手が増えつつある。

不動産鑑定会社ミラー・サミュエルと仲介業者のダグラス・エリマンによると、1-3月は2560件の取引が完了した。売却価格の中央値は11%上昇し、116万5000ドル(約1億7300万円)となった。

ミラー・サミュエルのジョナサン・ミラー社長によれば、買い手が金利の大幅な低下を待つよりも、ここ数カ月間の小幅な低下をきっかけに購入に踏み切ったことが販売増に寄与した。

ミラー氏は「余裕があるのであれば、消費者はもはや金利の低下を待っていない」と述べた。 フレディマック(米連邦住宅 貸付抵当公社)のデータによると、30年物ローン平均金利は1月中旬に記録した直近ピークの7.04%から低下し、3月末は6.65%だった。

 

原題:Manhattan Home Sales Soar as Buyers Seize on Mortgage Rate Dips

(抜粋)

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