米ゴールドマン・サックス・グループの元幹部が、グラミー賞受賞アーティストであるビヨンセが創設したエンターテインメント・マネジメント会社パークウッド・エンターテインメントのコーポレート部門を離れ、消費関連分野に特化した投資会社に移籍した。

ジャンキ・ララニ・ガンジー氏は最近、パークウッド・ベンチャーズのマネジングディレクター職を退いた。オンライン投稿やリンクトインのプロフィルによると、同社に約4年勤務し、事業開発、投資、戦略を統括していたという。

現在は、消費関連分野に投資するフィフス・ダウン・キャピタルで同様の職務に携わっている。ゴールドマン在籍時にもこの分野でディールを手掛け、ビヨンセの事業拡大に貢献していた。

フィフス・ダウンのウェブサイトによると、ガンジー氏は引き続きパークウッドで上級顧問を務めている。

ガンジー氏およびフィフス・ダウン、パークウッド・エンターテインメントの各代表者は、いずれもコメント要請に応じなかった。

ガンジー氏は2021年にゴールドマンのマネジングディレクターを辞し、パークウッド・ベンチャーズの上級職に就いた。

ゴールドマンには19年に入社。クロス・マーケッツ・グループとして知られるコンシューマー・リテールチームで美容・パーソナルケア業界の顧客を主に担当した。それ以前はリンカーン・インターナショナルやセージ・グループなどに勤務していた。

原題:Beyoncé’s Business Empire Loses Ex-Goldman Banker Gandhi (1)(抜粋)

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