米スターバックスのドライブスルーを利用する顧客は近く、注文から4分以内に商品を受け取れるようになる見通しだ。少なくともそれが目標だ。

待ち時間の新たな目標は、北米の1万1000店余りの直営店で導入される。最近の研修資料でブルームバーグ・ニュースが確認した。モバイル注文の待ち時間目標も改善プランに含まれる。

サービス向上で顧客を呼び込む狙いがあり、店内注文については4分の待ち時間目標を昨秋発表した。

スターバックスはこれまで、全種類の注文のサービス時間について、全社的な目標を定めていなかった。ドリンク提供の遅れなどの問題が顧客の不満や売り上げ減少を招き、改善に動き始めた。

研修資料によると、モバイル/デリバリー注文の待ち時間目標は12分以内。アプリ注文では、顧客に表示する予定時間内に商品を用意することが優先される。

同社は現在の待ち時間を開示していない。これまではドライブスルーの受け渡し窓口で顧客が費やした時間だけを正式に記録していた。

原題:Starbucks Aims to Get Drive-Through Orders Out in Four Minutes(抜粋)

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