米プライベートエクイティー(PE、未公開株)投資会社クリアレイク・キャピタル・グループは、ウォール街の老舗データ・分析プロバイダー、ダン&ブラッドストリート・ホールディングス(D&B)を買収することで合意した。D&Bの価値は41億ドル(約6200億円)と評価された。

24日の発表文によれば、クリアレイクはD&Bに1株当たり現金9.15ドルを支払う。これより先にブルームバーグ・ニュースがクリアレイクのD&B買収を報じていた。

D&Bが非公開化されるのは、この7年で2度目となる。

21日の株価終値に基づくと、D&Bの時価総額は39億ドル程度。同社は他の買収提案を検討できる30日間の「ゴーショップ期間」に入る。ブルームバーグ・ニュースが以前報じたところによれば、ベリタス・キャピタル・ファンド・マネジメントなど複数のPE投資会社がD&Bに関心を示していた。

D&Bはウォール街最古のデータ提供業者の一つで、その歴史は1840年代までさかのぼる。ブルームバーグ・ニュースの親会社ブルームバーグ・エル・ピーはD&Bと金融情報の提供で競合している。

原題:Clearlake Agrees Deal to Buy Dun & Bradstreet for $4.1 Billion

(抜粋)

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