ウクライナ各地にロシア軍による大規模な攻撃があり、西部の都市では少なくとも25人が死亡しました。

ウクライナ空軍によりますと、ロシア軍は18日夜から19日にかけて、470機以上のドローンとおよそ50発のミサイルで、北東部の都市ハルキウや西部の都市テルノーピリなどを攻撃しました。

非常事態庁などによりますと、テルノーピリでは住宅などがミサイルの攻撃を受け、火災が発生。これまでに子ども3人を含む25人が死亡、およそ70人がけがをしたということです。

また、各地でエネルギー施設への攻撃も報告されていて、エネルギー省は複数の地域で緊急停電を実施したと発表しました。

ゼレンスキー大統領はSNSへの投稿で「日常生活への露骨な攻撃はロシアへの圧力が不十分であることを示している」と訴え、各国に対しロシアへの制裁の強化を求めました。