(ブルームバーグ):日本銀行の内田真一副総裁は24日、経済・物価の見通しが実現していくとすれば、それに応じて引き続き政策金利を引き上げ、金融緩和の度合いを調整していく方針を改めて示した。参院財政金融委員会で答弁した。
他の発言
- 為替相場は経済・金融のファンダメンタルズに沿って安定的に推移が重要
- 内外の経済情勢、金融市場動向を点検し、国内経済・物価の見通しやリスク、見通しの実現確度を見極め
- 物価安定の観点から適切に金融政策を運営していく
日銀は19日の金融政策決定会合で金融政策の現状維持を決めた。植田和男総裁は見通しの中の強めの結果となった春闘の一次集計を含めて賃金・物価は想定通りとする一方で、海外発の不確実性が急速に高まっているとし、追加利上げはデータ次第で判断していく姿勢を示した。
--取材協力:氏兼敬子.
もっと読むにはこちら bloomberg.co.jp
©2025 Bloomberg L.P.