(ブルームバーグ):米シカゴ連銀のグールズビー総裁は、将来のインフレに対する消費者の期待上昇を示した2月のミシガン大消費者調査について、それほど重要視しない姿勢を示した。
グールズビー氏は23日、米テレビネットワークのニューズネーションに対し、ミシガン大消費者調査の数字は「素晴らしくはなかった」と認めつつ、「とは言え、1カ月のデータでしかない。考慮に入れるには、少なくとも2カ月か3カ月必要だ」と語った。
ミシガン大が調査する長期のインフレ期待は米連邦公開市場委員会(FOMC)が金融政策を決定する上で重要な要因であるため注目される。21日の発表で、5-10年先のインフレ期待は3.5%と約30年ぶりの高水準に上ったことが明らかになった。
原題:Fed’s Goolsbee Plays Down Jump in Inflation Expectations(抜粋)
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