外務省の幹部が日本を訪れているアフガニスタンのイスラム主義組織タリバンの幹部と面会し、人権の尊重などについて働きかけを行ったことがわかりました。
外務省はきょう、アフガニスタン担当特別代表を務める安藤中東アフリカ局長が日本財団の招へいで来日中のイスラム主義組織タリバンの幹部と意見交換を行ったと発表しました。
面会した日程や場所は明らかにしていませんが、人権の尊重や包摂的な政治プロセスの推進について日本政府の考えを伝え、働きかけを行ったということです。
アフガニスタンでは、タリバンが復権した2021年以降、女性の就労や教育が制限され懸念の声があがっていますが、日本政府は「アフガニスタンの安定は地域や国際社会の平和と安定にとって重要だ」として、現地の人々への支援を続ける考えを示しています。

自民党総裁選 5人で争う構図固まる 高市早苗氏が出馬表明「不安を夢や希望に変える」 林官房長官は「林プラン」発表