(ブルームバーグ):中国気象局が予報と観測を強化するため、中国発の人工知能(AI)DeepSeek(ディープシーク)の活用を検討している。
気象局は14日の会議で、「ディープシークのより深い統合と応用の促進」と「AI気象モデルの継続的な改善」について議論した。同局の主任エンジニア、潘進軍氏も会議に出席した。
中国のAIスタートアップ、ディープシークが新たなAIモデルを先月発表すると世界に衝撃が広がり、米国などの株式市場は動揺。一方、中国では自国のインターネット関連銘柄を再評価する動きが広がった。
ディープシークが発表した低コストのAIモデルは、米国のオープンAIやメタ・プラットフォームズのAIツールに匹敵する画期的なものであることが実証されているが、ディープシークが示す数値に疑問を呈する見方も一部には残っている。
中国は気象分野で「超大国」となる野心を抱いており、米海洋大気局(NOAA)や欧州中期気象予報センター(ECMWF)などとの技術格差を縮めたい考え。
中国の国務院や科学技術省、気象局などの主要機関が発表した気象分野における長期開発計画によると、政府の気象業務へのAI統合はそうした目標の達成に向けた重要なステップと見なされている。
原題:DeepSeek in Running to Power China Weather Agency’s Forecasts(抜粋)
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