グーグルの親会社アルファベットの労組は18日、日立製作所の米子会社グローバルロジックを相手取り、アルファベット従業員の発言に対して違法なかん口令を敷いたとして、連邦政府の独立行政機関である全米労働関係委員会(NLRB)に申し立てた。グローバルロジックはアルファベットの人工知能(AI)事業をクライアントに持ち、サービスを提供している。

NLRBへの申し立てによれば、グローバルロジックは従業員間の「オンライン・ソーシャル・スペース」で賃金について話すことを禁止する方針を設けた。賃金の問題を持ちかけた従業員を、ルール違反で解雇したという。

アルファベットでは2018年に契約スタッフが労働者全体の半数を超えた。全米通信労組(CWA)の下部組織であるアルファベット労組は、グローバルロジックなどのベンダーが労働者の法的権利を確実に尊重するよう、アルファベットが取り組む必要性を主張した。

グーグルの広報担当者は、これはアルファベットではなく日立の従業員の話だと指摘。「日立は自社従業員の雇用条件に責任がある」と述べた。グーグルはサプライヤーを慎重に選んでおり、従業員が公正に扱われることを期待し、行動規範のコンプライアンス状況を監査していると続けた

グローバルロジックからのコメントは得られていない。

原題:Alphabet AI Workers Illegally Silenced About Pay, Complaint Says(抜粋)

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