18日の米株式市場で、半導体メーカーのインテルが急伸。一時11%高となった。台湾積体電路製造(TSMC)と米ブロードコムが関与する取引により、インテルが分割される可能性があるとの観測が広がっている。

ブルームバーグ・ニュースは先週、TSMCがインテルの工場の運営権取得を検討していると報道。また米紙ウォールストリート・ジャーナル(WSJ)は、ブロードコムがインテルの半導体設計およびマーケティング事業買収について、アドバイザーと非公式な協議を行っていると伝えた。

昨年以降、投資家やアナリストの間ではインテル分割を巡る観測が広がっていたが、今回の報道によりそうした見方が再び強まった。インテルは、同社の工場と製品開発部門を正式に分離するかどうかは未定だとしている。

インテル株は一時11%高の26.24ドルとなり、1日の上げとしては2023年10月27日以来の大きさとなった。年初来では、前週末までの時点で18%上昇している。

原題:Intel Shares Surge the Most Since 2023 on Breakup Speculation(抜粋)

--取材協力:Mackenzie Hawkins.

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