ビール大手4社の先月の「ビール」の販売実績は、新年会需要などを背景に2か月ぶりにプラスとなりました。

ビール大手4社が発表した発泡酒や第3のビールを含む1月の「ビール類」の企業別の販売数量は、去年の同じ月と比べて、▼サッポロが4%、▼サントリーが3%、▼キリンも金額ベースで3%プラスとなった一方で、▼アサヒは金額ベースで1%のマイナスでした。

中でも、「ビール」に限った販売は、市場全体で8%増加し、2か月ぶりにプラスとなっています。新年会などの外食需要や、春節の大型連休で外国人観光客が増えたことなどが、販売を後押したということです。

一方、「第三のビール」は15%の減少と3か月連続でマイナスとなっています。