(ブルームバーグ):トランプ米大統領は7日、貿易相手国と同様の関税を課す相互関税の導入計画を来週公表する予定だと語った。同氏が仕掛ける貿易戦争の激化につながる恐れがある。
石破茂首相との会談の冒頭で明らかにした。詳細には触れず、同措置は「全員に」影響を与えると述べた。
トランプ氏は「相互関税については来週発表する。他国と同等に扱われるようにするためだ。米国はそれ以上もそれ以下も望んでいない」と記者団に説明。これに関して記者会見を開くと付け加えた。また相互関税について協議するため、10日か11日に会合を開催すると述べた。

トランプ氏はその後、石破首相との共同記者会見で、選挙公約に掲げた全世界を対象とした10-20%の一律関税の代わりに導入される可能性があると示唆。一律関税よりも相互関税に傾いているとした。
同氏は「それが唯一の公平な方法だと思う。そうすれば誰も傷つかない。彼らはわれわれに課税し、 われわれも彼らに課す。同じことだ。私は一律の関税ではなく、そちらの方に傾いているようだ」と語った。
その上で、とりわけ自動車を対象とした関税が検討されていると説明。「それは常に選択肢であり、非常に大きな問題だ。われわれはそれを均等にする必要がある」と話した。
トランプ氏と同氏の顧問らは相互関税の推進を以前から目指していた。
トランプ氏は昨年の選挙戦中、特に欧州連合(EU)の付加価値税(VAT)を念頭に、自分が当選すれば米国製品に課税する国・地域に「同等の関税」を課す権限を大統領に付与する法案の成立を目指すと公約していた。
原題:Trump Says He Plans Reciprocal Tariffs, Will Affect ‘Everyone’、Trump Says He Will Announce Reciprocal Tariffs Next Week (1)(抜粋)
(トランプ氏の発言や背景を追加して更新します)
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