米貿易赤字は3月に拡大した。堅調な個人消費と企業需要を示す兆しとして、輸入の増加が輸出を上回った。

輸入は2.3%増加し、自動車や消費財の流入が増えたことを反映した。人工知能(AI)の整備拡大に伴い海外製コンピューター機器の需要が高まったことから、資本財の輸入も増加した。

輸出は2%増となった。原油や石油製品の出荷増が押し上げ要因となった。

1-3月は国内総生産(GDP)への純輸出のマイナス寄与が過去1年で最も大きかった。イラン戦争とホルムズ海峡の事実上の封鎖は、企業が対応を迫られる新たな課題となっている。

トランプ大統領による相次ぐ関税発表に米輸入業者が対応した結果、昨年の貿易動向は月ごとに大きく変動した。

米国の石油・ガス産業は、価格が上昇した原油の輸出拡大によって恩恵を受ける可能性がある。エネルギー情報局(EIA)のデータによると、米国の原油輸出は最近、過去最高を記録した。北海ブレント原油は2月28日の戦争開始以降、50%以上上昇している。

インフレ調整後のベースで、財の貿易赤字は908億ドルに拡大した。貿易統計によると、価格調整後では、米国の石油収支は過去最大の黒字となった。

国別では、対中の財の貿易赤字が3カ月連続で拡大。カナダおよびベトナムに対する赤字も拡大した。一方、対メキシコの赤字はわずかに縮小した。

統計の詳細は表をご覧ください。

原題:US Trade Gap Widened in March as Imports Outpaced Exports (3)(抜粋)

(統計の詳細を加え、更新します)

--取材協力:Augusta Saraiva.

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