(ブルームバーグ):プライベートエクイティー(PE、未公開株)投資業界が好む税制優遇措置が、トランプ米大統領の標的となった。
トランプ大統領は6日共和党議員らに対し、米国のPEファンド運用者やベンチャーキャピタリストの多くが利用しているキャリードインタレスト(成功報酬)の減税措置を廃止したい考えを伝えた。
トランプ氏は任期1期目にもこの税の抜け穴をふさぐことを試みたものの、失敗に終わった。
キャリードインタレストの減税措置により、PEファンド運用者やベンチャーキャピタリストは、投資から得た収入に対して低い税率を適用することができる。
ホワイトハウスのリービット報道官は、トランプ大統領は今年の包括的な税制法案の一部として、「億万長者のスポーツチームオーナー向けの特別な減税措置」を廃止したいとも述べたと、記者団に語った。
トランプ氏がキャリードインタレストの税制優遇措置を嫌っていることは周知の事実。同氏は2016年の大統領選挙キャンペーンで、この抜け穴の廃止を公約の目玉として掲げていた。今回のキャンペーンでは、特に強調していなかった。
キャリードインタレストは、投資ファンドのリターンからファンド運用者に支払われる部分。キャピタルゲインとして扱われ、現在の法では20%の税率が適用されることになる。これに対し、賃金に対する最高税率は37%。
原題:Trump Takes Aim at Private Equity’s Favorite Tax Loophole Again(抜粋)
--取材協力:Akayla Gardner、Billy House、Alicia Diaz、Stephanie Lai、Laura Davison、Meghashyam Mali.もっと読むにはこちら bloomberg.co.jp
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