(ブルームバーグ):6日の東京外国為替市場の円相場は一時1ドル=151円台後半に上昇。日本銀行の田村直樹審議委員の発言を受けて追加利上げ観測が高まり、円買いが優勢だ。
あおぞら銀行の諸我晃チーフマーケットストラテジストは田村審議委員の講演について、日銀の利上げ織り込みが進んでいるためタカ派的な発言は避けるとの見方があった中、少なくとも1%程度まで利上げが必要などと発言したことに円買いで反応したと述べた。
日銀の田村審議委員は6日、長野県金融経済懇談会で講演し、政策金利を25年度後半には少なくとも1%程度まで引き上げることが必要との見解を示した。

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