(ブルームバーグ):石油輸出国機構(OPEC)と非加盟産油国で構成する「OPECプラス」は、トランプ米大統領が原油価格の引き下げを求めていたにもかかわらず、3日の会議で現行の原油生産計画に変更を加えなかった。
サウジアラビアとロシアが主導する合同閣僚監視委員会(JMMC)は、今四半期の残りの期間は原油供給量を抑制し、4月から毎月段階的に生産量を回復させる計画を維持するとの声明を発表した。OPECプラスは2年余りにわたって原油の供給を抑制し、供給過剰を回避してきた。価格を支えるために、生産の再開をすでに3回延期している。
OPEC加盟国であるアルジェリアのエネルギー省は声明で、「一部には疑問の声もあるが、経済成長の回復を示す指標がいくつかの地域で示されていることから、需給要因は依然として堅調だ」と指摘。「年初の3カ月間は季節的な減速が見られるが、4月以降は石油需要の回復がさらに進むと予想される」と述べた。
トランプ大統領が増産を要請したことについては、協議しなかったと代表団は明らかにした。代わりに、既に合意している減産の厳守と過去の過剰生産に対する補償に焦点が当てられたという。
原題:OPEC+ Sticks to Supply Plan Even as Trump Seeks Price Cut (1)(抜粋)
--取材協力:Nayla Razzouk.
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