ある求人サイトによると、米国では昨年、求職者1400万人以上の応募が完全に無視された四半期があった。米労働市場で長期失業者が増え、求職者の不満が高まっている。

求人サイトのグリーンハウスは、求職者の半数が面接後に連絡が途絶えた経験があると指摘。求職活動は常に苦痛を伴うが、応募者の間では最近、履歴書を送った企業から連絡が途切れたり遅れたりすることで不安感が強まっているようだ。

こうしたことから、リンクトインとインディード、グリーンハウスは、応募者にタイムリーな回答することが多い企業を目立たせるツールを導入している。

透明性の向上を目指すリンクトインは、どの求人案件を雇用主が現在積極的に審査しているかを応募者に示す「反応性のインサイト」機能を追加する。数カ月以内に本格展開する前に少数の求人案件でこの機能をテスト中だ。

また、人工知能(AI)を活用して候補者が求人案件にどの程度適しているかを判断する「ジョブマッチ」機能の改良も進めるという。

この機能は、返信が得られそうな求人案件に焦点を絞るようユーザーに促すことで、企業に届く大量の応募を減らすのが狙いだ。理論的には双方にとって採用プロセスが効率化されるはずだ。

インディードは採用担当者向けのモバイルアプリを導入。多忙な企業幹部が外出先でも応募者と容易かつ迅速に対話できるようにした。このプラットフォームは、応募書類の提出確認メールや不採用通知、面接の日程調整でAIによる自動メッセージングを使用するオプションも雇用主に提供している。

一方、グリーンハウスは、同社が定める「敬意」「コミュニケーション」「準備」「公平」という採用プロセス基準を求人広告に対して雇用主が満たしていることを証明する4種類のバッジ表示を試験運用している。

原題:LinkedIn to Tell Applicants How Likely They Are to Hear Back(抜粋)

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