(ブルームバーグ):日産自動車は、米ミシシッピ州キャントン工場とテネシー州スマーナ工場の自動車組立工場で、勤務シフトを減らし、早期退職による時間給従業員の削減を行う方針だ。
両州の工場はいずれも4月半ば以降、一つの生産ラインにおいて単一シフトに移行する。北米日産の製造・サプライチェーン担当のシニアバイスプレジデント、デービッド・ジョンソン氏が29日、インタビューで明らかにした。
スマーナ工場は、クロスオーバーSUV(スポーツタイプ多目的車)の「ローグ」、キャントン工場はミドルクラスセダンの「アルティマ」を製造しているが、昨年は前者の出荷台数が9.5%、後者は11%それぞれ減少していた。
ジョンソン氏は「われわれが現時点で置かれている状況を前提に市場ニーズに対応しようとしている」と語った。どの程度の生産縮小やコスト節減を想定しているかは言及しなかった。
日産は昨年11月、全世界で9000人の削減と生産能力の20%縮小を柱とする合理化策を発表した。利益の落ち込みに加え、ホンダとの経営統合協議で優位に立ちたい意向を反映した動きといえる。
日本経済新聞は30日、二つの完成車工場のほか、エンジン、トランスミッションを製造するテネシー州デカード工場の時間給従業員も早期退職の対象になると報じた。
原題:Nissan Plans Job, Output Cuts at US Vehicle Assembly Plants (1)(抜粋)
(生産車種などの情報を追加して更新します)
もっと読むにはこちら bloomberg.co.jp
©2025 Bloomberg L.P.