(ブルームバーグ):昨年12月の米新築住宅販売は、市場予想を上回る伸びを示した。建設業者の販売促進策が奏功した。2024年通年では2年連続の増加となった。
12月は特に西部での大幅増が全体をけん引した。
24年通年の販売件数は前年比約2.5%増加し、68万3000戸となった。
新築住宅販売価格は前年同月比2.1%上昇して42万7000ドル(約6590万円)。価格は19年末以降、30%近く上昇しており、購入者の負担感は強いままだ。
新築住宅市場は中古住宅に比べて堅調を維持している。建設業者が住宅ローン金利コストを一部肩代わりする「バイダウン」などの販売促進策が普及していることが一因。
全米ホームビルダー協会(NAHB)のデータによると、建設業者の60%余りが住宅販売に際してインセンティブを利用していると報告。30%は値引きをしているという。住宅ローン金利は今年1月には、昨年7月以来となる7%台に上昇した。
12月末時点で売りに出されていた新築住宅は49万4000戸と、過去17年間で最も多かった。
ブルームバーグ・エコノミクスのエコノミスト、スチュアート・ポール氏は「新築住宅販売件数は12月にセンチメントが改善する中で増加した。しかし、販売件数拡大にもかかわらず、在庫は引き続き増えた。向こう1年の住宅値上がりに対する逆風は強まるだろう」と分析した。
統計の詳細は表をご覧ください。
原題:US New-Home Sales Jump at End of 2024 to Post Second Annual Gain(抜粋)
(統計の詳細やエコノミストの見方を追加して更新します)
--取材協力:Chris Middleton.
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