(ブルームバーグ):欧州連合(EU)は、ウクライナに侵攻したロシアへの新たな包括的制裁の一環として、同国産アルミニウムの輸入制限と液化天然ガス(LNG)の段階的禁輸を検討している。事情に詳しい複数の関係者が明らかにした。
EUが検討する制裁案には、ロシア産原油の海上輸送への制裁を回避する手段とされる「シャドーフリート(影の船団)」のさらに数十隻に対する規制や、軍事目的に転用される物品の輸出規制強化が含まれるという。
関係者が匿名を条件に語ったところでは、新たな制裁が実行に移されれば、国際決済ネットワーク「国際銀行間通信協会(SWIFT)」からさらに多くの銀行が排除される見通し。
関係者によると、アルミの輸入制限は段階的実施が見込まれ、期間と範囲は決まっていない。LNGの禁輸は、EUの行政執行機関、欧州委員会が来月示すロードマップの一環で行われる可能性もある。アルミに関する検討は、ロイター通信が先に伝えていた。
新たな制裁案は、EU加盟国間の協議が続けられており、正式提示前の変更もあり得る。
原題:EU Considers Gradual Ban on Russian LNG and Aluminum (1)(抜粋)
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