ソニーグループとホンダの折半出資で設立された自動車メーカー、ソニー・ホンダモビリティは7日、米ラスベガスで開催するテクノロジー見本市「CES2025」で、同社初となる電気自動車(EV)の販売価格が8万9900ドル(約1420万円)からとなることを明らかにした。

同社の水野泰秀会長兼最高経営責任者(CEO)は講演で、「アフィーラ1オリジン」の販売価格を8万9900ドル、「アフィーラ1シグネチャー」を10万2900ドル(約1630万円)とすると発表した。オンラインでの予約受付も開始し、当初はカリフォルニア州の在住者に限定するが徐々に他の州にも販売を広げていく。

同社は8日にも会見でアフィーラの特徴や利用者へのサービスに関する詳細を明らかにする。

ソニー・ホンダモビリティは、ホンダの車両開発・生産技術とソニーGのイメージセンサーやエンターテインメントなどの技術を融合させた新型EVを誕生させることを目的に、2022年9月に設立した。アフィーラの生産はホンダの北米工場で行い、26年春に北米で出荷開始、日本では同年後半を計画するとしていた。

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