米投資運用大手ブラックロックのビットコイン現物投資型上場投資信託(ETF)、iシェアーズ・ビットコイン・トラスト(ティッカー:IBIT)は2日、3億3300万ドル(約520億円)の資金純流出を記録した。ローンチ以来最大の引き揚げ額となった。

ブルームバーグがまとめたデータによれば、純流出はこれで3営業日連続で、同ETFとして最長となった。

 

資産規模が530億ドルを上回る最大のビットコイン現物ETFであるIBITは、1月のデビュー以降、機関投資家の間で大ヒットとなり、370億ドル近い資金が流入。ビットコインを12月半ばに10万8315ドルの最高値に押し上げるのに寄与した。

IBITへの資金流入先細りは、2024年のビットコインの記録的な上昇が一服しつつあることを示す新たな兆候だ。ブルームバーグがまとめたデータによると、米国のビットコインETF12本のグループでは、昨年12月19日以降に約20億ドルの純流出に見舞われた。

暗号資産(仮想通貨)マーケットメーカー、ウィンセントでシニアディレクターを務めるポール・ハワード氏は「機関投資家がリスクを削減し、年末のバランスシート調整を進める中、資金流出やオープンインタレスト(未決済建玉)の減少が予想される」と述べた。

ブラックロックはコメント要請にまだ応じていない。

原題:BlackRock’s Bitcoin ETF Posts Record Outflow After Banner Year(抜粋)

もっと読むにはこちら bloomberg.co.jp

©2025 Bloomberg L.P.