(ブルームバーグ):株式取引アプリを運営する米ロビンフッド・マーケッツは、シンガポールを拠点に来年アジアに進出する計画だ。ブラッド・テネフ最高経営責任者(CEO)が4日明らかにした。
テネフ氏はニューヨークで開催された投資家向け説明会で、「近くアジア各地で顧客へのサービス提供を予定している」と述べた。
カリフォルニア州メンロパークに本社を構える同社は英国にも今年進出し、同社のトレードマークとなっているサービスの一部を顧客に提供している。
今年の米大統領選関連のサービス成功を踏まえ、特定のイベント絡みのサービスを拡充していくとテネフ氏は説明。スポーツ競技大会も対象となる可能性があるという。
4日の米株市場で、ロビンフッドの株価は前日比3.5%高で終了。今年に入り3倍余りに上昇している。
原題:Robinhood to Launch in Asia With Singapore Headquarters (2)(抜粋)
--取材協力:John Cheng.
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