中国のテクノロジー大手、百度(バイドゥ)は香港における自動運転車の試験走行について、香港当局から初めて許可を得た。同社は中国本土以外での自動運転技術の拡充を目指している。

香港運輸局の発表によると、百度傘下のアポロ・インターナショナルは、ランタオ島北部地域で自動運転車10台の実証試験が可能になる。

百度の自動運転タクシー(ロボタクシー)サービス「Apollo Go(アポロ・ゴー)」は5月に低価格のロボタクシーモデルを発表。来年までの黒字化を狙う。

百度は4月、中国で自社のマッピング機能を米電気自動車(EV)メーカー、テスラの自動運転システムに搭載することで合意した。

アポロ・ゴーの広報担当者は「当社は人工知能(AI)と自動運転技術の恩恵をより多くの国・地域にもたらすのを心待ちにしている」と語った。

原題:Baidu Wins First License to Test Self-Driving Car in Hong Kong(抜粋)

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