(ブルームバーグ):米ベンチャーキャピタル(VC)大手アンドリーセン・ホロウィッツのゼネラルパートナー、スリラム・クリシュナン氏が退社することが分かった。同氏はイーロン・マスク氏と、米政府効率化の取り組みへの参加について話し合ってきた。

クリシュナン氏の退社についてはテクノロジーニュースサイトのジ・インフォメーションが先に報じていた。同氏はブルームバーグ宛てのメッセージで退社を確認した。
クリシュナン氏は2021年にアンドリーセンに入社。その少し前にクリシュナン夫妻は自分たちのポッドキャスト「グッド・タイム」にマスク氏をゲストに招いていた。
新型コロナウイルスのパンデミック(世界的大流行)でポッドキャスト人気が高まった時期に行われたこのイベントは注目を集め、米主要メディアにも取り上げられた。
アンドリーセンは2年前、マスク氏による440億ドル(現在のレートで約6兆6100億円)でのツイッター(現X)買収に資金を提供したコンソーシアムに参加。この時、クリシュナン氏はアンドリーセンのツイッター投資に関わった。
かつてツイッターでプロダクトマネジャーを務めたクリシュナン氏はアンドリーセンでブロックチェーンや消費者向け企業などに投資してきた。
マスク氏はビベック・ラマスワミ氏と共に、トランプ次期大統領から連邦政府の支出見直しを目的とする新組織「政府効率化省(DOGE)」のトップに指名された。
原題:Krishnan to Leave Andreessen, Talks With Musk on Future Role(抜粋)
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