(ブルームバーグ):ムーディーズ・ジャパンは28日、日産自動車の格付け見通しを「安定的」から「ネガティブ」に引き下げたと発表した。自動車事業のフリーキャッシュフローと利益率が特に米国でここ数四半期に悪化していることを反映した。
- 特に新たな再建計画の実行や、消費者嗜好(しこう)が変化するなかでの新モデルの導入で、今後12-18カ月にさらなるダウンサイドリスクが生じる可能性も考慮しているとムーディーズ
- 過度な株主還元が実施された場合、あるいは販売奨励金がキャッシュフローや収益性を圧迫した場合は、格下げの可能性があるとも指摘
- 自己株式取得などに伴うバランスシートや流動性の悪化も、格下げにつながる可能がある
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