関西電力が進める約4000億円規模の株式公募売り出しで、海外募集分には20倍近くの需要が集まった。事情に詳しい関係者が明らかにした。

公に話す権限がないとして匿名を要請した関係者によると、注文の50%以上はロングオンリーの投資家からだった。

海外募集分の半分余りは、上位10投資家に割り当てられる見込み。海外募集分は全体の約15%に過ぎない。

関西電力は公募売り出し価格を1株1780円50銭に決定したと発表。主幹事は野村とシティが務めている。

関西電力の広報担当者は「募集株数を上回る十分な需要があったものと考えている」と電子メールでコメントした。

原題:Int’l Books for Kansai Electric’s Deal Covered Almost 20 Times(抜粋)

(最終段落に関西電力のコメントを追加します)

--取材協力:佐野日出之.

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