19日の東京株式相場は上昇。米国株高を受けて自動車や精密機器など輸出関連や非鉄金属など素材株が高い。銀行株も上げが目立つ。

アイザワ証券投資顧問部の三井郁男ファンドマネジャーは、これまで低迷していた自動車やFA機器メーカーに資金が向かっていると述べた。日本株はこれ以上売られるほど割高ではないと言う。

TOPIX上昇に最も寄与しているのはトヨタ自動車。構成する2128銘柄のうち1225銘柄が上昇、767銘柄が下落。

野村アセットマネジメントの石黒英之チーフ・ストラテジストは、米エヌビディアの決算を控えて市場の様子見ムードも強く、決算次第ではテクノロジー株にバリュエーション調整が入るリスクがあると指摘した。

東証33業種別株価指数のうち26業種が上昇。輸送用機器が上昇率トップ、サービスが下落率首位。

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