(ブルームバーグ):米オルタナティブ資産運用会社KKRは人工知能(AI)インフラの開発加速に向け、発電・再生可能エネルギー分野に投資する米エナジー・キャピタル・パートナーズ(ECP)と500億ドル(約7兆7000億円)規模の提携で合意した。
30日の両社の発表資料によると、データセンターと発電・送電インフラの開発が今回の合意の中心。AI・クラウド関連インフラの需要は2030年までに1兆ドル規模に達すると両社は予想している。
KKRのジョー・ベイ共同最高経営責任者(CEO)は発表資料でこうした極めて重要なインフラの拡張について、「テクノロジー企業からエンドユーザーに至る全利害関係者のニーズに対応しつつ、手頃なコストかつ信頼できる持続可能な方法で行われる必要がある」と指摘した。
インフラ事業はKKRにとって、伸びが目立つ分野の一つだ。同社のインフラ関連運用資産は770億ドルと、5年前の130億ドルから増加したと、ロバート・ルーウィン最高財務責任者(CFO)が24日、7-9月(第3四半期)決算の電話会議で明らかにした。
原題:KKR and Energy Capital Partners Form $50 Billion AI Partnership(抜粋)
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