暗号資産(仮想通貨)ビットコインのオプション市場では、米大統領選で誰が勝利しても、11月末までに相場が最高値の8万ドルに達すると見込む賭けが増えている。

投票日の11月5日前後に満期を迎えるビットコインのオプション取引で、インプライドボラティリティー(IV、予想変動率)が高止まり。これまでの最高値を上回る水準に権利行使価格を設定したコールオプションにポジションが偏っている。

ファルコンXの調査責任者デービッド・ラワント氏は、「選挙結果にかかわらず、ビットコインが好調に推移する可能性が高いとの見方が市場のコンセンサスだと私は考えている」と説明。「われわれの分析によると、選挙に絡むオプション動向は上方向に偏ったバイアスが示されている」と話す。

 

共和党候補のトランプ前大統領は仮想通貨への支持を公言。民主党候補のハリス副大統領は仮想通貨業界の規制枠組みを支持する考えを示している。

取引プラットフォーム、デリビットのデータによると、11月29日に満期を迎えるビットコインのコールオプションの建玉(未決済残高)は、権利行使価格が8万ドル付近に集中。7万ドルでの設定が2番目に多い。12月27日満期のコールは、行使価格10万ドルと8万ドル近辺に建玉が集まっている。一方、11月8日満期のコールは、行使価格7万5000ドルが最も多い。

ビットコインは現物投資型の米上場投資信託(ETF)向け需要を背景に、3月には過去最高値の7万3798ドルを記録。その後はやや失速し、23日のアジア時間帯の取引では6万7000ドル台で推移している。今週初めには7万ドル台回復に迫る場面もあった。

 

原題:Bitcoin Options Traders Eye $80,000 No Matter Who Wins Election(抜粋)

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