米半導体大手クアルコムのクリスティアーノ・アモン最高経営責任者(CEO)は22日、端末自体で人工知能(AI)を扱う新型スマートフォンが数年以内に普及するとの見方を示した。今週にはスマートフォンにノートパソコン(PC)並みの性能をもたらす高性能チップセット(SoC)「Snapdragon(スナップドラゴン)」の最新モデルを発表している。

アモンCEOはブルームバーグテレビジョンとのインタビューで「恐らく、今後5年以内にわれわれは皆、AIスマホを持つことになる」と述べた。

クリスティアーノ・アモンCEOがインタビューで語る

クアルコムは基本ソフト(OS)「アンドロイド」を搭載したモバイル端末向けプロセッサー市場で圧倒的地位にある。今週には、スマホでノートパソコン(PC)並みの機能やAIアプリケーションを動作できるようにする高性能チップを発表した。こうしたスマホ向け半導体は処理速度が従来モデルに比べ45%高速で、消費電力も少ない。

インタビューでアモン氏は、同業インテルの全事業または一部の買収を検討しているとの報道についてコメントを控えた。ただ、本来の事業であるスマホ向け向け半導体から自動車、コンピューティング、産業分野に幅を広げてきた自社の発展を自賛した。

「携帯電話から自動車、PC、今では産業分野に進んだ。それを全て自社で実現した。われわれには非常に競争力のあるロードマップがあるとの感触を持っている」と語った。

原題:Qualcomm CEO Says Everyone Will Have AI Smartphone in Five Years(抜粋)

--取材協力:Ian King.

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