米スターバックスは22日、3四半期連続の売上高減少を受け、2025年度業績見通しの公表を停止した。ブライアン・ニコル新最高経営責任者(CEO)が直面する問題の大きさが浮き彫りになった。

同日の発表資料によると、7-9月(第4四半期)の既存店売上高は速報ベースで7%減少した。特に米国での落ち込みが顕著で、前年比10%減少。中国では同14%減った。

スターバックスは、今年度の業績見通し公表を取りやめることで、ニコル氏に事業評価と業績回復計画策定の機会を与えることができると説明した。9月9日にCEOに就任して以来、ニコル氏は社内体制の一新を進めており、カフェをより魅力的にし、バリスタの経験を向上させ、モーニングサービスを迅速化することで成長を促進する計画の大枠を発表している。

エドワード・ジョーンズのアナリスト、ブライアン・ヤーブロー氏はインタビューで「業績回復には、一部投資家の予想よりも長い時間がかかると思う」と述べ、「今後、厳しい四半期が続くことになろう」と予想した。

7-9月期の減収はアナリスト予想の2倍の落ち込みで、四半期ベースでは過去4年間で最大の減少率となった。スターバックスは、より多くの新製品を投入し、多数のプロモーションを実施したにもかかわらず、来店客数の増加につながらなかったと説明した。

発表を受けて株価は一時9.1%下落した。

ニコルCEOは22日にスターバックスのウェブサイトに掲載されたビデオで、成長軌道に戻るには「最近の戦略を根本的に変える」必要があると述べた。

スターバックスは10月30日に決算を正式発表する予定。

原題:Starbucks Suspends 2025 Guidance After Another Sales Slump (2)(抜粋)

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