(ブルームバーグ):金スポット価格はアジア時間21日早朝の取引で過去最高値を更新した。中東情勢緊迫化と大接戦の米大統領選を背景にした安全資産需要が引き続き金相場を押し上げている。
イスラエルのネタニヤフ首相の私邸を標的としたとみられる親イラン民兵組織ヒズボラのドローン(無人機)攻撃への対応でイスラエルがイランへの報復攻撃を協議しているとの報道を受け、金スポット価格は一時1オンス=2723.33ドルに上昇し、最高値を更新した。
トレーダーは米大統領選の投票日が迫る中、ポートフォリオの見直しも進めている。世論調査によると、ハリス副大統領とトランプ前大統領の争いはここ数十年で最も接戦になる可能性がある。地政学・経済上の不確実性が高まった時期には投資家は通常、安全資産の金を求める。
金は今年30%強上昇と、パフォーマンスの最も高いコモディティーの一つとなっている。先月、米金融当局が緩和サイクルを開始したことで、利下げ観測も最近の金上昇を後押ししている。
シンガポール時間午前6時43分(日本時間同7時43分)現在、金現物価格は1オンス=2721.59ドルで推移している。銀とパラジウム、プラチナも上昇した。
原題:Gold Climbs to Record as Mideast, US Election Drive Haven Demand(抜粋)
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