米民主党の大統領候補、ハリス副大統領は18日、共和党候補のトランプ前大統領に新たな切り口で攻撃を仕掛けた。予定していたメディア出演を取りやめたトランプ氏を批判し、78歳の同氏には大統領職の厳しさに耐えられないと示唆した。

これにより、バイデン大統領の選挙戦撤退から数カ月後に再び年齢問題に注目が集まることになった。ハリス氏(59)はミシガン州グランドラピッズで記者団に、トランプ氏は「大統領職に適しているだろうか」と疑問を投げかけた。

ハリス氏はトランプ氏が「疲れ切っていると少なくとも彼のチームが話しているとの報道を私は聞いている。それが彼がインタビューに応じない理由のようだ」と発言。

「米大統領職は世界で最も厳しい職務の一つだ。従って、選挙運動で疲れ果てているトランプ氏にその職務をこなせるのかとわれわれは問う必要がある。そして、それは彼が答えなければならないオープンエンドの質問だと私は思う」と語った。

ハリス米副大統領

ハリス氏のコメントはニュースサイトのポリティコの報道を受けたものだった。

ポリティコが関係者を引用して伝えたところでは、トランプ陣営はオンラインプラットフォーム「ザ・シェード・ルーム」のインタビューに向け協議を進めていたが、ザ・シェード・ルーム側がインタビューの日程を決めようとすると、トランプ氏が「疲れ切っている」ため、一部のインタビューを断っていると陣営から告げられたという。

ただトランプ陣営の報道官はポリティコに対し、トランプ氏は「政界で誰よりもエネルギーに満ち、勤勉」だと語ったという。

また報道によると、トランプ氏は全米ライフル協会のイベントに出席する予定だったが、これもキャンセルされた。トランプ氏はここ数週間、CNBCを含む他のメディア出演も取りやめている。

CBSニュースの番組「60ミニッツ」もトランプ氏がインタビューをキャンセルしたと伝えたが、トランプ陣営の広報担当者スティーブン・チャン氏はこれを否定。10月1日のX(旧ツイッター)への投稿で「初期の話し合いはあったが、予定は設定されておらず、確定もしていなかった」と述べた。

原題:Harris Goads Trump on ‘Exhausted’ Report, Reviving Age Issue (1)(抜粋)

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