(ブルームバーグ):米医療保険会社のシグナ・グループは同業ヒューマナとの合併交渉を再開した。事情に詳しい複数の関係者が明らかにした。両社の交渉は価格で折り合いがつかず、昨年末に打ち切られていた。
関係者によると、両社は最近、合併の可能性を巡り非公式協議を行った。非公表の交渉だとして匿名で明らかにした。交渉は初期段階だという。
18日の米株式市場時間外取引でヒューマナは一時5.6%高を付けた。シグナは約5.3%下落した。
連邦政府によるメディケア(高齢者・障害者向け医療保険)コスト抑制圧力が続く中で、合併交渉が再開した。ブルームバーグ集計データによると、合併が実現すれば医療保険業界で5本の指に入る規模になる公算が高い。
関係者の一人によると、シグナは他の取引に着手する前に、向こう数週間で「メディケア・アドバンテージ」事業の売却完了を目指している。この売却により、反トラスト当局の審査対象になる重複分野がなくなり、合併承認に道が開ける可能性がある。
関係者によれば、まだ決定は下されておらず、シグナないしヒューマナが取引を来年以降に持ち越すか、あるいは合併を断念する可能性もある。両社の担当者はいずれもコメントを控えた。
18日通常取引終了時点でヒューマナの時価総額は約320億ドル(約4兆7900億円)、シグナは940億ドル。
原題:Cigna Is Said to Resume Merger Discussions with Humana (2)(抜粋)
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