(ブルームバーグ):米金融当局はデータが明確になるまで向こう数会合にわたって、政策金利を25ベーシスポイント(bp、1bp=0.01%)の引き下げにとどめる、ないし据え置く可能性が高い。シティグループの短期金利トレーディング担当グローバル責任者、アクシャイ・シンガル氏が予想した。
シンガル氏は「データの変動性が大きいことを踏まえると、金融当局と市場は利下げサイクルへの慎重姿勢がもう少し強まると予想しているだろう。今後数回の会合が25bpまたは50bpのリスクでなく、ゼロと25bpの間のリスクが続くと、われわれがみているのはそのためだ」と、ブルームバーグテレビジョンで述べた。
同氏はまた、7-10月の米国データの変動性が大きかったため、このところ金利見通しに関する市場の織り込みが大きく振れていると指摘。具体的には労働市場の悪化が示された後に大きく改善したことを挙げた。
シンガル氏は9月の連邦公開市場委員会(FOMC)で50bpの利下げが決定されたことについて、会合前に力強い雇用データを目にしていたら、この幅での引き下げを選択していたかどうか疑わしいと語った。
欧州中央銀行(ECB)については、リセッション(景気後退)の明確な兆候がないため、現段階では50bp利下げの「ハードルは高い」と述べた。
原題:Citi Trader Says Fed Could Stay Pat Near Term Amid Volatile Data(抜粋)
(最終段落にECB利下げ見通しに関する発言を追加して更新します)
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