内見時に「現地で確認すべきこと」は?

赤荻歩キャスター:
「現地で確認すべきこと」はなんなのか?内見時の心得ついて伺っていきます。
株式会社ヤモリの廣瀬さんによりますと大きく3つのポイントがあると言います。
1:その物件までのアクセス、周辺環境
2:建物の管理状況(主にリフォーム内容とその費用)
3:需要のヒアリングと管理委託先の選定
株式会社ヤモリ 廣瀬 涼哉 取締役:
「物件までのアクセス」は自分で体感することが非常に重要だと思っていて、僕の場合、駅から必ず物件まで歩きます。
そこで夜道が暗いと女性の入居者に選ばれにくかったり、途中、嫌悪施設になるようなものはないかとか。物件の周辺を確認します。
そして「管理状況」ですが、実際に物件に行った時に共用部がちゃんと清掃されているか、破損している所がないかを確認しますし、それと同時にどういうリフォームが必要か、そしてその費用がどれくらい必要なのかを現場で確認しないといけない。これは専門業者から見積もりを取るしかない。
そうなると、どういうリフォームが必要かある程度、知識がないと出来ない。リフォームというのはトラブルが多くて、30万円から50万円で直るものに、800万円の請求がくるということがある。なので事前に勉強・学習をしてその場にのぞんでいく。
そして「需要のヒアリング」を現地でもする。電話だけでは伝わり切らないので、膝を詰めて不動産会社に聞きにいくと同時に、管理委託する会社が頑張ってくれそうか、その場で確認していくことが非常に重要です。