ロシアによる侵攻の長期化で兵力不足が深刻なウクライナで、受刑者770人あまりが軍に入隊したと当局が明らかにしました。
ウクライナでは先月、受刑者の入隊を可能とする法案が議会で可決され、ゼレンスキー大統領が署名しました。
重大犯罪で収監された受刑者は対象外で、身体検査などを受けた後、裁判所が許可すれば仮釈放され兵役に就くことになります。
ウクライナ検察庁は入隊を申請した受刑者のうち、1843人について裁判所が許可し、775人が入隊したと明らかにしました。
ロイター通信は、これまでに4500人以上が入隊を申請したと伝えています。

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